2015年06月06日

過食症 痩せたいと言う感情

過食症 痩せたいと言う感情

摂食障害の患者さんの多くが、強く痩せていたいと言う感情がある事と思います。

この痩せていたいと言う感情は、美しいから、もてたいからと言った単純な理由ではないのではないでしょうか。

その奥にはもっと深い深層心理があるように思います。

幼少期や成長過程において、家族との関係が問題となり、自分という存在を確立できないことから、自分への猜疑心や自己嫌悪となり、自分の居場所、自分という人間の価値を認められなくなっているように思います。

特に母親との関係が問題となることが多いですが、機能不全家族や共依存、アダルトチルドレンといった言葉が適合してきます。

これらのことから、痩せていることで、自分という存在を認めることができ、社会からも受け入れられると言う、深層心理があるのではないでしょうか。

もちろんこれだけの原因ではなく、脳機能障害や遺伝的要因と言ったことも見逃せませんが、日頃、摂食障害の方や、様々な精神病の方を支援する中、痩せていたいと言う感情の奥にある深層心理を感じることが多くあります。
posted by こころの相談室 at 08:03| 過食症の治療|精神病在宅治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

摂食障害とストレス

ストレスと言う言葉はよく巷でも日常的に使われている言葉ですが、このストレスが原因で、身体的精神的両面の様々な病気を発症することが分かっています。

ストレスにより、原始脳と言われる視床下部や下垂体、海馬、中脳、橋などがダメージを受け、抑うつ気分や不安感、恐怖感、倦怠感、高血圧、記憶障害など様々な症状があらわれてきます。


ストレッサー

ストレスの原因はストレッサーと呼ばれその外的刺激の種類から物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)、化学的ストレッサー(酸素、薬物など)、生物的ストレッサー(炎症、感染)、心理的ストレッサー(怒り、不安など)に分類される。ストレッサーが作用した際、生体は刺激の種類に応じた特異的反応と刺激の種類とは無関係な一連の非特異的生体反応(ストレス反応)を引き起こす。

ストレス反応

ストレス反応とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体の諸バランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復する際に生じる反応をいう。ストレスには生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスの2種類がある。

これらのストレスが適度な量だけ存在しなければ本来的に有する適応性が失われてしまうために適切なストレスが必要である。

しかし過剰なストレスによってバランスが失われてしまう場合があるため、様々なストレス反応が生じる。
ストレスがある一定の限界を超えてしまうと、そのせいで身体や心に摩耗が生じる。
この摩耗の事をアロスタティック負荷と呼ぶ。


一般適応症候群

一般適応症候群(全身的適応症候群、汎適応症候群)とは下垂体から副賢皮質ホルモン系への反応が生じるというストレス反応についての代表的な考え方である。

まずストレッサーの刺激が視床下部、下垂体に伝達し前葉副賢皮質刺激ホルモンが分泌され活性化した身体にエネルギーが供給されるように働き警告反応期(ショック相、反ショック相)、抵抗期、症憊期と段階的に発展する。

ストレス障害

急性ストレス障害とはトラウマの体験後4週間以内に見られる急性な高血圧、消化器系の炎症、乖離症状、フラッシュバック、感情鈍磨などの特異的な症状が見られるものを言う。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)とはトラウマ体験後に生じるフラッシュバック、過覚醒症状、感情鈍磨などの特定的な症状が継続するものである。


コルチゾールとの関わり

コルチゾール は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾンとも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。

分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。
また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者の脳のMRIなどを例として観察されている。
海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。

心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病の患者にはその萎縮が確認される。


ストレス対処

日頃からこのストレスをためない生き方、たまらない考え方と体質、溜まってしまった時の解消法をマスターすることで、こころの病気が回復に向かいます。
カウンセリング、心理療法プログラム、呼吸法、医療気功などが効果的に作用することが分かっています。

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2012年03月23日

うつ度チェック BDI テスト

うつ度チェック BDI テスト
うつ病調査表BDI テストをもとに、現在の抑うつ度をチェックすることが出来ます。

この BDI テストは、初めて認知行動療法理論を始めた、アメリカのペンシルバニア大学の精神科医アーロン T ベック博士によって考案されたもので、抑うつの程度を客観的に測る自己評価表です。定期的に BDI テストを行うことによって、自分自身の気分の傾向を数値として測定します。
自分自身を客観的に見つめることができ、うつ病判定のひとつとして利用できます。

判定方法
各項目をよく読んで頂き、最近 2、3 日のあなたの気分に一番近い答えのボタンを押します。21 の全ての項目に答えます。
判断に迷う設問の場合、感覚的に一番近いものを選びましょう。
BDI テスト

A
1 憂うつではない
2 憂うつである
3 いつも憂うつから逃れることができない
4 耐えがたいほど、憂うつで不幸である


B
1 将来について悲観してはいない
2 将来について悲観している
3 将来に希望がない
4 将来に何の希望もなく、良くなる可能性もない


C
1 それほど失敗するようには感じない
2 普通より、よく失敗するように思う
3 過去のことをふりかえれば、失敗のことばかり思い出す
4 人間として全く失敗だと思う


D
1 以前と同じように満足している
2 以前のようにものごとが楽しめなくなった
3 もう本当の意味で満足することなどできない
4 何もかもうんざりする


E
1 罪の意識など感じない
2 ときどき罪の意識を感じる
3 ほとんどいつも罪の意識を感じる
4 いつも罪の意識を感じる


F
1 罰を受けるとは思わない
2 罰を受けるかもしれない
3 罰を受けると思う
4 今、罰を受けていると思う


G
1 自分自身に失望してはいない
2 自分自身に失望している
3 自分自身にうんざりする
4 自分自身を憎む


H
1 他の人より自分が劣っているとは思わない
2 自分の欠点やあやまちに対し批判的である
3 自分の失敗に対していつも自らを責める
4 何か悪いことが起こると、自分のせいだと自らを責める


I
1 自殺しようと全く思わない
2 死にたいと思うことはあるが、自殺を実行しようとは思わない
3 自殺したいと思う
4 チャンスがあれば自殺するつもりである


J
1 いつも以上に泣くことはない
2 以前よりも泣く
3 いつも泣いてばかりいる
4 以前は泣くことができたが、今はそうしたくても泣くこともできない


K
1 イライラしていない
2 いつもより少しイライラしている
3 しょっちゅうイライラしている
4 現在はたえずイライラしている


L
1 他の人に対する関心を失っていない
2 以前より他の人に対する関心がなくなった
3 他の人に対する関心をほとんど失った
4 他の人に対する関心を全く失った


M
1 いつもと同じように決断することができる
2 以前より決断をのばす
3 以前より決断がはるかに難しい
4 もはや全く決断することができない


N
1 以前より醜いとは思わない
2 老けて見えるのでないか、魅力がないのではないかと心配である
3 もう自分には魅力がなくなったように感じる
4 自分は醜いにちがいないと思う


O
1 いつもどおりに働ける
2 何かやり始めるのにいつもより努力が必要である
3 何をやるのにも大変な努力がいる
4 何をすることもできない


P
1 いつもどおりよく眠れる
2 いつもよりも眠れない
3 いつもより 1 〜 2 時間早く目が覚め、再び寝つくことが難しい
4 いつもより数時間も早く目が覚め、再び寝つくことができない


Q
1 いつもより疲れた感じはしない
2 以前より疲れやすい
3 ほとんど何をやるのにも疲れる
4 疲れて何もできない


R
1 いつもどおり食欲はある
2 いつもより食欲がない
3 ほとんど食欲がない
4 全く食欲がない


S
1 最近それほどやせたということはない
2 最近 2 kg 以上やせた
3 最近 4 kg 以上やせた
4 最近 6 kg 以上やせた


T
1 自分の健康のことをいつも以上に心配することはない
2 どこかが痛いとか、胃が悪いとか、便秘など自分の身体の調子を気遣う
3 自分の身体の具合のことばかり心配し、他のことがあまり考えられない
4 自分の身体の具合のことばかり心配し、他のことを全く考えられない


U
1 性欲はいつもとかわりない
2 以前と比べて性欲がない
3 性欲がほとんどない
4 性欲が全くない

AからUまでの右数字を合計した数字が分析点数となります

分析点数
うつ状態のレベル

0 〜 10
落ち込みは正常範囲です。憂うつな状態です。
気分転換をしたり、信頼できる友人と時間を共にすると良いでしょう。

11 〜 16
軽いうつ状態です。危険信号です。
悩みごとがある場合、信頼できる友人に相談するか、専門家に相談しても良いでしょう。

17 〜 20
臨床的な意味でのうつ状態との境界です。専門家の治療が必要です。

21 〜 30
中程度のうつ状態です。専門家の治療が必要です。

31 〜 40
重いうつ状態です。専門家の治療が必要です。

40 以上
極度のうつ状態です。専門家の治療が必要です。


◆精神病専門無料相談ができます。

ご自身に最も適応した回復方法をアドバイスさせていただきますので気軽に問い合わせ相談ください。
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posted by こころの相談室 at 10:38| 過食症の治療|精神病在宅治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月10日

摂食障害の食べ物

 
摂食障害の食べ物

摂食障害の方の多くが、ケーキなど生クリームの入った甘い食べ物を見たり考えたりするだけで症状になる方がおられます。


お聞きすると、ケーキは嫌いだとおっしゃいますが、よくよくお聞きすると実はケーキが大好きだけど太ることが怖くて食べる事が出来なくなっているため、嫌いだと思いこませているようです。


甘いものもそうですが、ステーキなど高カロリーと言われる食べ物も同じだと思います。


摂食障害は、このように経年するごとに食べられる種類が狭まり、ある特定のカロリーの低いとされるものばかりを食べる、またそれしか食べられなくなる方が多いのではないでしょうか。


この事がさらに欲求不満となり症状が悪化するという悪循環になっているようにも思います。


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タグ:摂食障害
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