2011年11月01日

こころの病気の薬

こころの病気の薬

覚せい剤が、もともとうつ病の治療薬だつたことからもわかるように、薬を正確に理解することはとても大切なことです。

病気の症状と薬の効果と副作用と、薬と薬の組み合わせから来る副作用と、いろいろ複合している方も多いように思います。
ご自身でも学んでおくことがとても大切かと思います。

精神障害の薬は総称、向精神薬といいます。
その中に精神治療薬と催幻覚薬に分かれますが、催幻覚薬は禁止されています。
精神治療薬には抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬 、抗精神病薬、気分安定薬 等があります。

■抗うつ薬

抑鬱気分、精神運動制止、不安、焦躁などの緩和作用があります。
うつ病だけでなく摂食障害、不安障害、パニック、強迫性障害にも使われます。

これらの種類は3環系抗鬱薬、4環系抗鬱薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬
(SSRI)、セロトニン、ノルアドレナリン再選択的取り込み薬(SNRI)、その他になります。
代表的な副作用は口渇、便秘、眠気、立ちくらみ、イライラ、激怒性、肥満等です。

■抗不安薬

不安、焦燥の緩和 沈静、睡眠作用 弛緩作用 抗痙攣作用 自律神経調整作用があります。 抗不安薬は比較的副作用の弱い薬とされています。

副作用として、眠気、脱力感、ふらつき、肥満などがあります。
ベンゾジアピゼン系薬物は依存性がつよいです。

■睡眠薬

睡眠を誘発し持続させる効果があります。
作用時間によって分類されています。
超短時間作用型(6時間以内)短時間作用型(6〜12時間)中間作用型(12〜24時間)
長時間作用型(24時間以上) となっています。

副作用としては、依存性、妊娠の母体への影響、眠気、脱力感、ふらつき、軽い健忘、イライラ、
激怒性、肥満などがあります。
強いアルコールと飲むとイライラや激怒性など強く副作用が出ます。


■向精神病薬

メジャートランキライザーともいわれ、主に幻覚や妄想などの異常体験や精神運動興奮を改善します。
主に統合失調症、躁病に使用しますが、強い不安感緊張にも使用します。
2種類あり、定型抗精神薬と非定型抗精神薬に分かれています。

副作用として筋固縮、振戦、突進歩行、アカシジア(そわそわじっとし ていられない)ジストア(急激な筋緊張、首の捻転、目のつりあがり、 舌の突出などがあります。

■気分安定剤

抗躁効果があります。
そううつ病に使用します。
気分の浮き沈みを安定させる効果があります。
リチウムが主になりますが、他にも 元てんかん治療薬としていた薬も含まれるようになりました。
副作用として多飲、多尿、手指の震え、口の渇き、胃腸障害、甲状腺異常障害、軽度の認知障害などがあります。



薬は適切に使えばとても有効な治療法ですが、あくまで根本原因を治しているものではなく症状を緩和させる対処療法となります。
つまり、対処療法をしながら自然治癒を待っているといった事です。

心理療法や伝統養生法は、ご自身が持つ自然治癒力を高め、体や脳を蘇生し、心を健康にすると言った、全体のバランスを整える根治療法です。
摂食障害ブログ


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タグ:摂食障害
posted by こころの相談室 at 21:43| 過食症の治療|精神病在宅治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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