2011年06月06日

ギャンブル依存症

ギャンブル依存症は、依存症の一種で、ギャンブルによって得られる精神的高揚に強く囚われ、自らの意思でやめることができなくなった状態を指し、強迫的にギャンブルを繰り返す精神疾患である。



概要
この症状は、疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD10コード:F63.0に示されている通り、世界保健機関(WHO)が歴然と病気に認定しているものであり、正式な診断名は「病的賭博」である。
日本では公認されたパチンコ・パチスロ・競馬・競輪・競艇などによっても依存症状を発生させる者もいるが、カジノなどの認められている地域では、これらカジノの提供しているギャンブルによって依存症に陥るケースも多々報告されている。なお日本でも暴力団などの提供する非合法賭博の問題もあり、古くはそういった非合法賭博の高い賭け率が参加者を熱中させ正常な判断を誤らせるとみなされていた。

ギャンブルが業態として、娯楽を提供する性質のサービス業である以上、それら業態が必要とする利益を差し引いた金銭が客に再分配されているに過ぎない。健全な範疇では、一過性の娯楽としてギャンブルを行なうのに対し、ギャンブル依存症ではギャンブルを行なっている状態を維持するために借金までしてギャンブルを行ない続けることが問題視される。長期的にギャンブルを行なうということは、それだけ当たり外れが平均化され、余程のまぐれが続かないか、あるいは何らかの作為が加えられない限り、客の側からすれば利益を上回る支出が出るのが必定である。

ギャンブル依存症に関しては、こと過剰な射幸心から大儲けを目論んで無理な賭け方をしたり、または過去の債務を弁済できるほどの大当たりを期待して高い配当率にのみ注目するような傾向から負債を増やす傾向があり、これによって多重債務などを抱え、経済的にも困窮するケースがみられる。

債務の問題では、簡便に金銭が借りられるクレジットカードや消費者金融(日本ではいわゆる「サラ金」)を利用したり、あるいはヤミ金などの非合法金融から借金をしてでもギャンブルに熱中し、失職したり、欝病発症の引き金になることも多い。また、依存状態にある本人のみならず家族もトラブルに巻き込まれたり葛藤を生むことがあり、家庭不和から離婚に発展するケースも少なくない。また借金苦から逃れるために自殺に至ったり、道徳心が希薄になり、詐欺や横領などの犯罪に走るケースも散見される。

日本でも増加しており、推測で患者数は200万人を突破していると考えられている。誰もがなる可能性があり、知らず知らずのうちにはまる病気である。特にパチンコ・パチスロでは一般に広く普及しているため、これに関連して「パチンコ依存症」など社会問題として認識されている一方、パチンコの業界団体でも依存者に対する依存症脱出のための情報提供を行っている

なおギャンブル依存の結果、深刻な借金苦に陥るケースはあとを絶たないが、日本では破産法により浪費や賭博など射幸行為をしたことによる負債では破産が認められず、弁済の義務を放棄することができないといった事情もある


原因

抑圧された感情をうまく吐き出せず、ギャンブルで発散しているケースが多い。同じ依存症でも摂食障害やアルコール依存症などは広く認知されており、周囲も気づきやすいが、ギャンブル依存症はまだ認知度が低いため、病気であることが認識されず症状が進行しがちである。

この病気の難しさは、この「病気としての認知度が低い」という点にある。すでに自力で抜け出せない状況に陥っているにもかかわらず、本人はいつでもやめられると考えたり、他者の助言に耳をかさずに病気であることを自覚しないことが挙げられ、症状が進むとギャンブルで出来た借金をギャンブルで勝つことにより清算しようとするなど、合理的では無い考えを抱き実行したりと言う問題行動が繰り返される。また周囲が、病的な状態だとみなしても病気そのものだとは考えていない場合もある。このため、医療措置としての治療を受けさせる機会が遅れる傾向もある。


治療

特効薬はなく、同じ悩みや体験を持つ患者同士で話し合うことにより病気についての理解と自覚を深めることができる、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)と呼ばれる自助グループに参加するのが有効とされる。新しい生き方や価値観などを発見することにより、ギャンブルからの脱却が可能になる。この病気が疑われる場合には、経済的な損失が取り返しのつかない段階になる前に、早急に精神科、精神病専門カウンセリングを受診し、治療を開始すべきである。

自己の症状をきちんと認識することがこれら症状の治療の上で重要であり、日本では先にあげたパチンコ業界団体ウェブサイトなどで簡易チェックリストが用意され、これを利用することで自分の状態を客観的に認識することが期待される。

このほか、社会的な取り組みとして、地域によってはそういった依存者に無理な融資を禁止しているケースも見られる。



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2011年06月07日

ノイローゼ

ノイローゼ

精神医学用語としての「神経症」のこと。英語ではneurosis(ニューローシス)という。
日本において、一般の人が「ノイローゼ」と言う場合、神経症以外の多種多様な精神疾患のことも含んでいることが多い。

例えばちょっと悩んでいる、という状態から、統合失調症のような重篤な精神疾患までもが「ノイローゼ」と呼ばれることがある。

このように「ノイローゼ」という言葉は、多種多様な疾患を含んでいるため、混乱を避けるために精神医学の分野では通常使用しない。

同様の理由から使用に注意を要するものに「ヒステリー」という言葉がある。

これはもともと身体表現性障害や解離性障害など(身体が悪くないのに心因性に身体症状を呈する疾患)のことであったが、日本語で「あの人はヒステリーよ」「ヒスを起こす」などと使う場合、単に短気であるなどの意である。

そのため現在の精神科の臨床では「ヒステリー」という用語は通常使用しない。



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タグ:ノイローゼ
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2011年06月08日

精神病を自分で治す|部屋の換気

日頃患者さんによくアドバイスすることの1つに部屋の換気があります。
寝たきりの状態の方や部屋にこもりがちな方も多くおられることと思いますが、部屋の空気を毎日最低1、2回は全部入れ変えることをお勧めしています。
「病気」と書くように「病」の「気」が部屋にどうしても滞留しやすいので毎日換気をすることで病の気を外へ出すことができます。
病の気は主に足の裏と呼吸から出て行ってくれていますが、換気をされないと1度出た悪い気が又再度体内に入ってしまいます。
換気をするだけでも新鮮な外の気が入り、悪い気を外に出すことができますので回復も早くなることと思います。
ちょっとした生活改善の積み重ねが大きな違いになってくると思います。
雨の日や夜は陰の気が入りやすいので少なめにして頂き、日中天気のいい日が陽の気が入りやすいのでよりお勧めします。

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2011年06月09日

ナルコレプシー|睡眠障害

ナルコレプシー(narcolepsy)とは、日中において場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする脳疾患(睡眠障害)である。


笑い、喜び、怒りなどの感情が誘因となる情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う患者も多いが、その症状が無い患者もいる。

通常であればノンレム期を経た後で発生するレム睡眠が入眠直後に発生する、入眠時レム睡眠期(SOREMP)が出現するため、入眠時に金縛り・幻覚・幻聴の症状が発生する。

更に夜間はレム睡眠とノンレム睡眠の切り替わりで中途覚醒を起こすため、目は覚めても体を動かそうとする脳の一部が眠っているために金縛りを体験することになる。

入眠後から起床時までは、そのような状況のため概して睡眠が浅くなりやすくなり、夢を見る回数が増える。ほとんどが悪夢で、現実とリアルな夢の境目が分からずにうなされる場合が多い。

ナルコレプシーは、睡眠障害の研究・治療が行われていく課程で、イギリス人医師トーマス・ウィリス(Thomas Willis)によって最初の報告がされ、1880年にフランスの医師ジャン=バティスト=エドゥアール・ジェリノー(Jean-Baptiste-Édouard Gélineau)によって名付けられた。

直訳としては「Narco=眠り」「Lepsie=発作」を意味するため、「眠り発作」となる。
日本では周囲から見た患者の様子から「居眠り病」「過眠症」とも呼ばれる事があるが、他の傾眠傾向の睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)を一括りに扱うそのような病名は適切ではない。

このように一般への知名度が極めて低いうえ、専門医が少ないため、罹患者に対する正しい診断・治療が受けにくいことや、まわりの人間からの理解が得られないなど、罹患者には精神的にも大きな負担がかかっているのが現状である。

発症期は主に15歳前後が多いが、本病気の症状特性上、病気であること自体に患者本人が気付く場合が少ないため、発症から確定診断までの平均期間が約15年と極めて長期になっている。そのため、日本ナルコレプシー協会は、社会的認知度向上に向けて2009年より全国の各中学校・各高等学校にむけて『ナルコレプシーとは』とのパンフレットを配布しはじめた。

現在確定診断を受けた患者数は日本国内においておよそ2000人前後(2009年12月現在)であるが、決して珍しい病気ではなく、日本では600人に1人程度(0.16% - 0.18%)は罹患していると想定されている。

また、治療を行っていない状態で、機械や自動車の運転中などに発作が起きると重大な事故の原因となりうるため、早期に適切な治療下のもと、日常生活を送るのに支障をきたすことがないように通院することが望まれる。

原因 [編集]ナルコレプシーの病因としてオレキシンという物質の欠乏との関連が注目されている。オレキシンは視床下部から分泌される神経伝達物質で、1998年に桜井武(現・金沢大学大学院医学系研究科教授)と柳沢正史(テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授)らのグループによって発見された。

オレキシン遺伝子を破壊したマウスにはナルコレプシー症状が現れることが明らかになっている。
また、任意のヒトのナルコレプシー患者においても視床下部のオレキシンを作る神経細胞が消滅していることが明らかにされている。

90%以上の患者で髄液中のオレキシンが検出されないことも報告されている。さらに、オレキシン神経細胞を破壊し人為的にナルコレプシーを引き起こしたマウス[8]に、オレキシン遺伝子を導入したり、脳内にオレキシンを投与することでナルコレプシー症状が改善されることも明らかにされた。

症状

睡眠発作

日中、突然に耐え難い眠気に襲われるという発作。
情動脱力発作(カタプレキシー)
笑い、喜び、あるいは自尊心がくすぐられるなど感情が昂ぶった際、突然に抗重力筋が脱力するという発作。全身にわたり、倒れてしまう発作のほか、膝の力が抜けてしまう、呂律がまわらなくなる、などの部分発作もある。

入眠時幻覚

睡眠発作により睡眠に陥った際、及び夜間の入眠時に現実感の強い幻覚を見ることがある。これは統合失調症などで見られる真性幻覚とは異なり入眠直後にレム睡眠状態になるために非常に現実感を伴った夢をみている状態であると考えられている。

寝入り際に幽霊を見たといった類の心霊現象を訴えることがあるが、これも入眠時幻覚によって見ることができる。

睡眠麻痺

いわゆる金縛りと呼ばれる症状。開眼し意識はあるものの随意筋を動かすことができない状態。
以上の4症状は4大症状と呼ばれる。うち、下の3つはREM睡眠と密接に関連しており、REM関連症状と呼ばれることがある。

自動症

眠った感覚がないにもかかわらず、直前に行った行為の記憶がない状態。逆に言えば無意識に寝てしまい、寝ながら行為を続けている状態。
中途覚醒、熟睡困難
夜間就寝中に頻回に目が覚めたり、幻覚や睡眠麻痺があること、また、睡眠構築の乱れもあるため熟睡が困難である。

治療

中枢神経刺激薬を使用することで眠気を抑制することができ、メチルフェニデート・モダフィニル・ペモリンが主に使用されている。また、三環系抗うつ薬やSSRI、SNRIの服用により情動脱力発作や睡眠麻痺の頻度を低減させることが期待できる。

4-Hydroxybutylate(GHB)も治療に使われることがあった。上述のオレキシンがナルコレプシーなどの睡眠障害に対する新規治療薬開発につながることが期待される。

現在の主流は、モダフィニル(モディオダール)という副作用の少ないナルコレプシー専用の治療薬が国内で承認され最大30日分まで[10]処方が可能である。一錠100mgの有効成分を含み、症状の重症度に応じて1〜3錠までが医師により決められる。即効性があり、朝食後に一回飲むだけで約8時間効果が持続するが、血中濃度の低下が早いため毎日服用する必要がある。また新薬のため薬価が高い。


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2011年06月10日

不眠症

不眠症

不眠症(ふみんしょう:insomnia)とは平常時と比較して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れる病気である。睡眠障害の一種である。

臨床症状

不眠症は、症状によって大きく4種類に分けられる。

入眠障害
寝つきが悪く、なかなか眠れない。寝つきに30分〜1時間以上かかる場合と定義されている。
中途覚醒
朝起きる時間までに、何度も目が覚める。中高年に多い。
早朝覚醒
朝早く目覚めてしまい、再度眠ることが出来ない。
熟眠障害
十分に睡眠時間はとっているが、眠りが浅く、熟眠感が得られない。

要因
5つのPから始まる英単語でまとめられることが多い。

1. 身体的要因 (physical)

痛み、かゆみ、発熱、喘息発作など。
不眠をきたす代表的身体疾患
心疾患 - 狭心症、心不全など
呼吸器疾患 - 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など
消化器疾患 - 逆流性食道炎、胃潰瘍など
内分泌代謝疾患 - 甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
脳神経障害 - 脳血管障害、パーキンソン病など
皮膚疾患 - アトピー性皮膚炎など
睡眠関連運動障害 - 周期性四肢運動、 PLM、むずむず脚症候群RLSなど

2. 生理学的要因 (physiological)

環境の変化、寝室の騒音、温度、湿度など、睡眠環境としてふさわしくない生活環境。

3. 心理的要因 (psychological)

ストレス、精神的ショック、生活上の不安など。

4. 精神医学的要因 (psychiatric)

うつ病、神経症、統合失調症など、すべての精神疾患で不眠が発現する。

5. 薬理学的要因 (pharmacological)

アルコール、タバコ、降圧薬、ステロイド、甲状腺剤などが原因となることがある。


治療

薬物療法とともに非薬物療法を行う。

不眠症治療の為に患者が受診する診療科としては主に内科と精神科(心療内科・神経内科等)が挙げられる。精神科に対するイメージ的なものもあって、内科医に受診し処方箋を出してもらう者が多く見受けられるが、心理的要因が原因である場合には、実際には精神科医を受診した方が、診察・カウンセリング・投薬治療などでより適切かつ効果的な処置を受けられることも多い。

また、精神科の医院・クリニックの中には不眠症専門外来を設けている所もある。

薬物療法

ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤
メラトニン
その他(抗ヒスタミン剤、精神安定剤、抗うつ薬など)
※睡眠薬には習慣性があるので、医者の診断の下で服用すること。
※医者や薬剤師の指示を守り、勝手に中断しないこと。

非薬物療法

起きたら太陽の光を浴びること(体内時計を毎日正しくセットする)。
夕方以降は激しい運動をしない(神経を高ぶらせる)。日中の適度な運動は不眠症に効果的。
寝る直前にマッサージやストレッチをする(やりすぎると上の例のように神経を高ぶらせるので注意)。
眠くなってから床に就く。就床時刻にこだわりすぎない。
温かい牛乳を寝る前に飲む。
カフェイン(お茶・コーヒー・チョコレート・コーラ)などの刺激物を制限する。または摂らない。
禁煙する(寝ていてもニコチンが切れると神経が高ぶる)。
ゲーム・テレビ・インターネット・音楽などは脳への刺激が強いので寝る1時間前にはしない。
暑ければ部屋を涼しくし頭を冷やす(首は冷えると頭が冴えるから逆効果)。
筋弛緩トレーニング
睡眠導入剤の代わりの寝酒は、不眠のもとになるので避ける(睡眠が浅くなる。耐性により量が増えてゆく)。
寝具特に枕を変える。
寝る前には楽しいことだけをする。



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